乃木坂は、AKBの公式ライバルとしてデビューした。
それは紛れもない事実だし、デビュー当初はそれが代名詞でもあった。
しかし、AKBの冠番組への出演やライブの出演、そして生駒の兼任など
ライバルという名目でありながら、共に歩んできた部分もある。
もちろんメンバーの中には、プライベートを一緒に過ごすこともあり
ブログやツィッターなどで、仲の良さをアピールする者もいる。
つまりは、世間が見る程のライバル関係にはない。
しかし先日の日本有線放送大賞での一幕で事件は起きた。
AKBの楽曲である「恋チュン」を、姉妹グループであるHKT、NMBはもちろん
乃木坂からも、数人がこの楽曲に参加した。
皆が笑顔で楽しそうにパフォーマンスする中、西野七瀬だけがひとり
笑顔を見せることなく、やる気なさそうに踊っていた。
ご覧のように、乃木坂ヲタの間でさえ、悪目立ちしていると話題に。
その後も彼女は、軽く微笑んでいるものの、いつもの笑顔ではない。
更に、後半では・・・指原のすぐ後ろで飛鳥と二人で踊っている時も
満面の笑顔で踊る飛鳥に対して、西野はどこか上の空といった感じだ。
もちろん、これに対して、怒りを露わにするAKBヲタはいなかったが
逆に、乃木ヲタからは「ライバルだから嫌だったんだろうな」と
西野の悪目立ちを称えるようなコメントが相次いだ。
実際、この時の彼女がどういった心境で踊っていたかはわからない。
ただ、2列目とはいえ、指原のすぐ後ろで踊っているからには
AKBの選抜以外のメンバーでは、最高のポジションと言っていいだろう。
いや、むしろAKBの選抜メンバーよりも良いポジションと言っていい。
AKB側からすれば、最高の賛辞と言っても過言ではない。
まあ、彼女がどういう経緯でこうなったかはわからないが
素直な性格故の態度であったかもしれない。
大人である衛藤や白石などは、カメラで抜かれる時は
いつものアイドルスマイルで、最上級のパフォーマンスを見せたが
だからこそ、彼女のこの態度が悪目立ちしてしまったかも。
優しい性格の彼女だが、最強に負けず嫌いでもある。
紛れもなく、現在の乃木坂での一番人気は西野だ。
普通に考えれば、17thシングルのセンターは彼女だろう。
しかし、今勢いのあるのはその横にいる飛鳥である。
橋本の卒業があり、白石も卒業のカウントダウンが始まっている中
やはり、乃木坂運営も西野だけに頼るわけにはいかない。
新たなエースを作っていかなければいけない。
更に、飛鳥は・・・今、運営の期待通りの結果も出している。
基本、やる気の無さそうな彼女だが、パフォーマンスは性格で綺麗だし
演技力もあり、MCだって言葉選びが上手いので定評がある。
むしろ、総合力では西野を上回っているようにも思える。
成長率から言えば、一番伸び盛りの年齢と言ってもいいだろう。
しかし、白石が抜けた後のエースはやはり西野だ。
彼女はもう、誰かの陰に隠れているわけにはいかない。
真正面から、先頭を切って走らなければいけない。
だからこそ、こういった場面では思い切って頑張ってほしいものなのだ。
確かに、AKBの公式ライバルではあるが、今のアイドル業界は過渡期に入っている。
AKBも、ももクロも・・・一時期の勢いは無い。
今のアイドル業界を引っ張っているのは、乃木坂であり姉妹グループの欅である。
だからこそ、全てを引っ張るつもりで何事にも全力で頑張ってほしいものだ。
彼女には期待しているからこそ、あえて言わせてもらった。
では・・・また・・・
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