今年一番成長したのは誰かと尋ねられたら、俺は飛鳥と答える。
15thシングルで、初のセンターを務め、更に・・・そこから、真夏の全国ツアーへと突入。
最新シングルでセンターである彼女は、そのままツアーでもセンターを務める事となる。
それまで、選抜や福神の経験はあっても、お姉さん達の陰に隠れ
あまり目立たなかった彼女が、いきなり皆の注目を浴びる事となった。
もちろん、今までもアンダー楽曲でのセンターは務めた事はあった。
しかし、この全国ツアーは、アンダーでのキャパとは規模が違う。
更に今の乃木坂は・・・人気では、アイドル界の頂点と言っても過言ではない。
陰りを見せるAKBとは逆に、右肩上がりのグループである。
そんなグループのセンターに立ち、この夏を乗り切った彼女が
やはり、今年一番の成長を見せたと思える。
シングルのセンターとして、各メディアでの取材や
グループを代表してのMCなどなど
今まで体験しなかった事が目白押しで、彼女に立ちふさがった。
それを彼女は、いつものあの感じで飄々とこなしていたが
本当は、相当なプレッシャーと戦い続けていたのは事実。
何でも器用にこなす彼女にとっても、これは容易いことではなかった。
それでも、この夏を乗り切り・・・全力で駆け抜けた飛鳥。
俺が虜になったように、この夏に乃木ヲタになった者も多いだろう。
彼女の成長は、それだけではない。
乃木坂アンダーでの、クリスマスライブでのこと・・・
久しぶりに、乃木團での演奏が披露されたが
他のメンバーに比べ、彼女のドラムは聴き応え十分である。
俺も若い頃はプロを目指していたバンド経験者なので
彼女のドラムがいかに秀逸なものかは判断できる。
もちろん、演奏そのものはプロとは言い難いものではあるが
その華奢な体からは想像もつかないパワフルな演奏は
おそらく、同年代のドラマーの中でも優秀な方だろう。
この乃木團が結成されて、おそらくは皆、同時に練習をスタートしたはずだ。
彼女がどういった努力をしたのかは想像もできないが、元々の才能もあったのかもしれない。
ドラムで一番大切な部分は、もちろんリズムのキープ力で
どんなにおかずを入れようが、この部分がしっかりしていなきゃ意味がない。
彼女のドラムの軸は、この部分がけしてブレないことにある。
もはや、アイドルがドラム叩いてますっていう感じではない。
正直・・・俺は、ツーバスでも彼女は難なく叩くんではないかとも思ってしまう。
単なるアイドルの枠には収まらない齋藤飛鳥。
2017年も、彼女の成長が楽しみだ。
本当の意味で、乃木坂のセンターにもう一度なってほしいものだ。
メンバーを引き連れて、更なる魅力を見せる彼女が楽しみで仕方ない。
というわけで・・・来年も飛鳥に注目です。
では・・・また・・・
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