今年は5周年を迎える乃木坂46であるが
ここまでの道のりはけして平坦で楽なものではなかった。
確かに、すでにAKBという実績を作っていた秋元康のプロデュースではあるし
更に、公式ライバルというふれこみは、初期のインパクトとしては大きい。
ただ、それだけに反感も買うし、当時のAKBは他を寄せ付けないバケモノだったので
彼女たちが認められるまでの時間は、想像以上にかかったかもしれない。
初期の頃の乃木坂は、恐怖やプレッシャーと戦う日々。
訳も分からずセンターを張っていた生駒の涙の回数は数知れずだった。
そんなセンターを支える周りのメンバーもどうしていいかわからない。
しかし、戸惑いながらも彼女たちは徐々に自分のスキルを上げていった。
AKBの初期もそうだったが、彼女たちもまた個々が活躍することで
乃木坂46というアイドルグループの存在を世に知らしめた。
そして彼女たちは、遂に巨大な敵と並ぶまでに成長したわけだが
この巨大な敵は今、自ら崩壊しつつある。つまりは・・・
乃木坂は、まだ最強だった頃のAKBには追い付いていない。
現在、何かにつけランキングは上位に位置する乃木坂だが
メディアの扱いは、やはりAKBの方が上である。
生駒の言葉ではないが、世間ではやっぱりアイドルグループは48なのだという事実。
余程のインパクトを残さない限り、この序列が逆転することはない。
しかし、ここで・・・乃木坂に新しい血が組み込まれる。
約2年ぶりに募集された3期生たちだ。
もちろん、48Gも各グループに新しい血が導入された。
しかし、乃木坂の3期生はその圧倒的ビジュアルで他を寄せ付けない。
まだ、研究生にも関わらずグラビアに登場し
その実力を遺憾なく発揮している。
48Gの場合、新しい血のごく一部は大々的に認められる。
早くも選抜に入った子もいるし、これからを期待される逸材もいる。
しかし、乃木坂の3期生は・・・誰が上に上がってもおかしくない逸材ばかり。
正直、この3期生が乃木坂の起爆剤になることは間違いない。
ただ、この逸材が揃ったのも・・・これまでのメンバーが頑張ったからである。
欅もそうだが、逸材が揃うのはそれまでのメンバーがいたからこそなのだ。
去年、深川が卒業し・・・今年は橋本がグループを去る。
深川は芸能界に残ったものの、まだ大きな活躍はしていない。
橋本は、芸能界そのものから消えてしまうので卒業後の実績はつかない。
グループを個人の踏み台として考えるならば
やはり、卒業後に活躍するメンバーがいないと意味がない。
白石、西野あたりが卒業してからが本当かもしれないね。
48Gは、前田と大島という巨星が今も活躍している。
演技が下手とか、人気が下がったと言われているが
年明けの今クールでも、準主役クラスでしっかりドラマ枠に出演するのは流石だ。
それに今アイドル界の中で一番稼いでいる女、指原というバケモノ。
前田や大島とは違う分野で、アイドル界の頂点に立つ逸材。
彼女がいる限り、やっぱり48Gはメディアに取り上げられる率が高い。
正直、こんなモンスターは・・・余程の事が無い限り出てこない。
今の乃木坂に、こんな逸材がいるかと言われれば該当者が思いつかない。
ただ、彼女だって・・・5年前、誰がここまで進化すると思えただろう。
乃木坂が、48Gを逆転するには、指原クラスのメンバーが出てこないと。
もちろん・・・NGナシのお笑い系に走る必要はないと思う。
指原とは全然カラーが違う子だっていいだろう。
もしかしたらそんな子が、3期生の中にいるかもしれない。
いや、すでに・・・1期生や2期生の中にいるかもしれない。
誰かが殻を破ったその時に、もの凄い化学反応が起きるかもしれない。
もちろん、俺は飛鳥に期待してるけどね。
だって、彼女はこれまでのどのアイドルにも属さないもの。
俺は正直・・・女優「飛鳥」を見てみたい。
彼女は、演技という武器を持ったら、とんでもないモンスターになりそうだ。
昔、「高校教師」というドラマがあったが
あのヒロインみたいな役を飛鳥にやらせたら相当化けそうな気がするけどな。
まあ、あのストーリーが今流行るかどうかは疑問だけど。
兎も角・・・5周年を見かえた後の乃木坂が本当の勝負だろう。
もちろんそれには、17thシングルのセンターが誰になるかで変わってくるだろう。
AKBの売り上げを逆転することになれば、紛れもなく2017年は乃木坂の年。
さらに、乃木坂というグループの頂点への礎になるはずだ。
期待しよう。今年の彼女たちの活躍を。
なんかすっかり・・・俺ももう、乃木坂ヲタになりつつあるな!
では・・・また・・・
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