やっと見てきました。飛鳥ちゃん主演の映画「あの頃、君を追いかけた」。

なかなか切ないストーリーでしたね。

お互い好きなのに、好きと言えず・・・う〜ん、青春やね！

早瀬真愛という子は、クラス一の優等生でありながら美少女、

しかも医者の娘という完璧なお嬢様。

いわゆる高嶺の花なわけで、彼女に焦がれる男子は多数。

そんな彼女は、クラスの問題児である水島浩介の世話役を任される。

最初はお互いが理解できず、いがみ合う仲だったのだが・・・

次第に惹かれあう二人。

よくある恋愛パターンではあるが、キュンとくる王道でもある。

まあ、友達以上恋人未満の関係が続き、

ある事をきっかけにお互い離れ離れになってしまう。

会わなかった時間が長ければ長いほど、思い出の中の人になってしまうんだよねぇ。

その間に、新しい恋だったり、夢に一生懸命だったりすれば

懐かしい過去の「好きだった人」なんだよねぇ〜。

ネタバレだけど、結局真愛は青春時代とは全く関係ない別の人と結婚する。

本当は浩介が告白すれば、この恋が成就する可能性は多々あったのに

その機を逃してしまうんだよね。真愛はずっと待っていたんだけど。

確かに・・・おじさんが見るとキュンキュンすると言っていたが

その通りに・・・俺は、昔を思い出し・・・キュンキュンしてしまった。

高校受験の時、俺は一人の美少女に目を奪われた。

同じ高校に・・・まさか、こんな美少女が受験に来るとは・・・

結局、俺も彼女も合格し・・・何と同じクラスになった上に

最初の席が出席番号順で、隣同士に！

当然、その距離は一気に縮まり、仲良くなったのだが・・・

何たって、今までに出会った事もないような美少女。

同じクラスの男子はもちろん、同学年のみならず先輩たちも

休み時間ともなれば、見にくる始末なわけで

そんな中、休み時間に俺は彼女と仲良く談笑するわけで

正直・・・視線が痛かったのだ。

ただ自分の中で、こんな美少女と付き合ったら楽しいだろうなと思いつつ

こんな子が、俺なんか相手にするわけないと思っていたから

普通に友達関係であったわけだ。

しかし、ある時・・・俺は彼女に放課後呼び出された。

当時、俺は軽音楽部に入っていたのだが三年の先輩が

彼女を軽音楽部に誘ったらしく、 楽器も弾いた事がない彼女は

俺に入るべきか否かを相談してきたのだ。

夕暮れの教室に二人きり・・・告白するなら最高のシチュエーションに

俺は素っ気なく・・・「自分で決めろよ！」と言い放ってしまった。

それから数週間後・・・彼女は、一つ上の先輩と付き合いだした。

ただ、学校にいる三年間は・・・すっと友達だった。

その間、彼女は・・・彼氏が出来ては別れ、その度に俺に報告していた。

その意図が・・・後になってわかる事となる。

卒業して一度、同窓会が行われる事になった。

俺は・・・どうしてもバイトが抜け出せなくて参加しなかった。

同窓会当日・・・彼女が俺の自宅に電話してきた。

卒業後、彼女と話すのは初めてだった。

「同窓会来ないの？」わざわざ電話してきて、俺に会いたいと言ってきた。

結局・・・俺は、バイトを優先してしまった。

数年後、たまたま会った中学の同級生の女の子が、彼女と同じ職場だと聞いた。

彼女から、よく俺の話を聞かされたみたいで、今度飲みに行く約束をした。

二人とも面識のある友人を誘い、４人で飲みに行った。

少し大人になった彼女は、やっぱり綺麗で可愛い。

酔いも手伝ったからか・・・彼女から驚くべき告白を聞いた。

あの頃、ずっと好きだったんだよ！

でももうその時には・・・お互い彼氏、彼女がいたからどうしようもなかった。

俺もずっと好きだった。もしあの時、告白していれば・・・

今、俺の横で彼女が微笑んでいたかもしれない。

映画の最後にも会ったが・・・浩介との場面で、彼女はずっと好きのサインを出していた。

もしその時、浩介が告白していたら・・・きっと彼女はオッケーしていただろう。

でもこれが・・・運命なのだから仕方ない。

映画の中で浩介が・・・別の世界では二人は結ばれていると言ってたが

俺も別の世界では、彼女と結ばれていたかもしれないなぁ〜。

飛鳥ちゃん初の主演映画「あの頃、君を追いかけた」。

そこに居たのは、齋藤飛鳥ではなく早瀬真愛という女の子でした。

飛鳥ちゃんのピュアなところとか、真面目なところとかリンクしてましたが

そこに居たのは・・・紛れもなく早瀬真愛でした。

これから彼女は・・・きっと素晴らしい女優さんになって行く事でしょう。

これからが、楽しみですね。

最近では、ビオレだったりLUXだったり・・・CMで飛鳥ちゃんを見かけますね。

どんどん、乃木坂の顔になって行く彼女・・・まだまだ成長しますね。

では・・・また・・・