22thシングルのカップリング曲である「キャラバンは眠らない」
乃木坂1期生からは若いメンバーのみ、あとは2期生・3期生の精鋭達と
まるで、未来の乃木坂を見ているような布陣の曲ですね。
冒頭の出演順をそのままポジションに置き換えるとこうなるらしく
センターは1期生の飛鳥、両サイドは3期生の与田、山下が務め
フロント端には、1期の星野と2期の堀が並ぶ。
2列目は、高身長の3期梅澤がセンターに入り、2期生からは寺田、渡辺、北野
そして、3期生から伊藤が並ぶ。
3列目は、1期から樋口、2期から鈴木、あとは選抜経験もしている3期生
岩本、佐藤、久保、そしてセンター経験のある大園が入る。
確かに1番の最後に、「前の世代を超えろ」という歌詞があるから
ある意味、次世代メンバーの為の曲なんだろうが
その割には、なかなか強力な布陣である。
アイドルグループが売れると(特に国民的という名称がつくと)
世代交代が、一番厄介な代物になってくる。
ハロプロ(モー娘。)、AKB48等、ニューフェイスを入れる大所帯グループは
正直、この世代交代が上手くいかなかったのも事実。
新旧が上手く連動している頃はまだいいのだ。
旧世代のカリスマメンバーがまだ存在するし、
若い世代も、人気が出てきた頃から存在しているメンバーだし
純粋に世代交代といったわけではないから。
AKBも、まゆゆがいる頃まではまだ食い下がっていた。
ただ、まゆゆも国民的アイドルグループの時には既に人気メンバーだし
決して新世代のメンバーだったわけではない。ただ若かったというだけだし。
そういった意味では・・・その存在が現在の飛鳥といっていいだろう。
次世代と呼ばれるが、今の乃木坂の人気を支えている一人だし
むしろ、お姉さんメンバーを入れても、彼女の人気は上位に位置するわけで
彼女がセンターになっても、現状でも見劣りするわけではない。
AKBの衰退は、まゆゆが卒業してからである。
まゆゆ以降、カリスマ的な人気のある若手は出てきていない。
ある意味、シンデレラガールであるNGTのおぎゆかはシングル選抜ではあるものの
AKB本体ではないので、本人的にもAKBと一括りで呼ばれるよりも
NGTとして呼ばれる方が多いわけで、若干意味合いが違ってくる。
あと3年は卒業しないと言っている飛鳥だが・・・問題は、その後である。
この世代交代で、今までのアイドルグループは失敗している。
AKBが辛うじて現状でも生き残っているのは
すでに陳腐化してきた感のある総選挙と、それを機に飛躍した指原のおかげ。
衰退してきたとはいえ、AKBにはこの代表的なお祭りがあり
年に一度のこの行事は国民の関心が低くなったとはいえ
やはり、見ればそれなりの感動を呼ぶイベントになっている。
さらにTVやCMに今もなお、引っ張りだこの指原のおかげで
AKBという名前が過去にならない。
卒業生でも、川栄の活躍により今だにAKBの名前はメディアに存在する。
だから前田敦子の結婚妊娠も過去の人扱いではない。
乃木坂は、卒業メンバーであった市來の日テレアナウンサーデビューが
記憶に新しいところではあるが、むしろあれは市來が
元乃木坂って事が良かったわけで、逆冠と言った感じだろう。
つまり、今の乃木坂には他を圧倒するメンバーが存在していない。
過去のアイドルを凌駕したという点では、唯一白石だけだろう。
白石が乃木坂にいるうちは、乃木坂も安泰だろうし
彼女が卒業しても活躍すれば、乃木坂の名前も延命するであろう。
しかし今後の乃木坂は、グループの延命を考えなければいけない。
正直、ヲタとしては会場がスカスカになった乃木坂ライブは見たくない。
白石が卒業する前に飛鳥が指原並みの知名度で全国区になり、
飛鳥が卒業する前に、後輩達が現状のメンバー知名度までくれば
どこかのタイミングで、国民的楽曲が生まれるはずだ。
そうなれば・・・乃木坂の天下はあと10年は続く。
とまあ、あくまでも机上の空論なのでなんとも言えないが
モー娘。やAKBなどの過去のアイドルと同じ過ちを繰り返さないで欲しいものだ。
やっぱり・・・誰もが知ってるヒット曲が欲しいよね。
今年のレコード大賞は・・・まあ、それも重要。
では・・・また・・・
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