AKBの絶対的リーダーと言えば、もちろん元総監督の高橋みなみである。
彼女はその卓越した大丈夫?センサーで多くのメンバーを救い
尚且つ、この巨大組織を一人で切り盛りしてきた。
今は、二代目総監督である横山由依に引き継がれたが、その威光は今でも高い。
横山も彼女なりに一生懸命にリーダーとして活動しているのだが
どうしても、前任であるたかみなと比べられて、物足りなさを感じてしまう。
正直、たかみなのリーダーとしての資質が高すぎたからね。
乃木坂のリーダー・・・つまり、キャプテンは桜井玲香である。
彼女は周囲から「ポンコツ」と言われ、それをたかみなにも相談していた。
たかみなもメンバーから弄られるキャラであったが
桜井は、たかみな以上に、メンバーから弄られるキャラである。
グループの中でリーダーとして目立っているかと言われればそうでもないのだが
彼女がリーダーとして、どれだけ皆を引っ張ていたか
改めてメンバーが思い知る事件が起きた。
昨年の真夏の全国ツアーの地方公演・・・彼女は体調不良で出演が出来なかった。
普段、要所要所でMCを担当するのが桜井だったので、その部分を各メンバーで補ったわけだが
その時、改めて桜井玲香がいない事の不安をメンバーが感じた。
リハーサルは、桜井の代わりに生駒が八面六臂の活躍を見せたが
やはり・・・メンバー個々への対応はおろそかになる。
もちろん、桜井がいない事で、他のメンバーも気が張っていた為大事に至る事はなかったが
神宮で彼女が復活した時、メンバーの安心感は膨らんだ。
普段、ポンコツと舐めていたリーダーの大きさを改めて味わった事件だ。
桜井玲香にも、いつのまにか大丈夫?センサーが搭載されていた。
しかし、メンバーへの対応は、たかみなのそれとは違う。
彼女は、いつも明るくメンバーに笑顔で接する。
時として、メンバーにはウザがられる事もあるがそれも彼女らしい励ました方である。
本当に落ち込んでいるメンバーには、ただそっと寄り添う。
そんな彼女の温かさが、メンバーには心地よいのだ。
彼女は、たかみなのように自分の背中を見せ、引っ張るタイプではない。
しかし、その温かさで、メンバーに安心感を与える。
乃木坂は、彼女の優しさで成り立っている。
同じ坂道シリーズの欅坂には、今までリーダーという存在が無かった。
選抜も、1期生全員が入るのである種そういったグループコンセプトで
リーダーも作らないと思っていたのだが
この度、欅坂にもリーダーが任命される事となった。
先日のワンマンライブのMCだったり、円陣の掛け声だったり
実質のリーダー的役割を担っていた菅井が、この度正式にリーダーに任命された。
そして、乃木坂にはない副リーダーとして守屋が任命された。
菅井は、欅いちのお嬢様であるが、一番年上でもあり
ほとんどのMCを任されていたわけだし、守屋も年上メンバーの一人である。
すでに菅井は、そのゆるいキャラからポンコツ扱いされているわけだが
現状、ずっと仮で実質的リーダーを担っているので順当な任命だろう。
守屋は、欅坂いちの負けず嫌いであり、メンバーにもズバズバ物を言うタイプ。
欅ファンなら、すでにご承知の「鬼軍曹」でもある。
あえて、この二人をそのポジションに置くのは正解だろう。
やはり、グループが活動する以上、まとめる人間が必要だ。
そういった意味では、この二人が適任だったというわけだ。
ただ、乃木坂との違いは・・・副リーダーの存在。
乃木坂は、基本・・・リーダーは桜井一人だが
各シングル毎のセンターが、実質的にみんなを引っ張ったり
ライブや音楽番組でのMCも担当する。
欅は、今は平手が不動のセンターなので彼女の負担を減らそうって事なのだろう。
今更リーダーを決めたって事は、そんな意味合いもあるんじゃないだろうか?
ともかく、本日のSHOWROOMで、任命式があるそうなので見てみようとは思う。
アイドルグループのリーダーというのは、
一概にこういったタイプが良いというおのはない。
グループの特徴であったり、メンバーの個性であったり
ただ単に、まとめるためだけの役割ではない。
たかみなにはたかみなの・・・横山には横山の
桜井には桜井のリーダー像というものがある。
欅の二人も、ぜひ彼女たちらしいリーダー像を築いてほしいものだ。
それに、皆に共通していることがひとつだけある。
それは・・・自分の所属するグループが大好きだという事。
これさえあれば・・・リーダーとしての資質は十分だと思うよ。
では・・・また・・・
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